代表挨拶

2020年初頭よりはじまった新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によるコロナ禍は、企業と事業の継続を脅かすものでした。社会にも大きな混乱が訪れ、国・自治体・企業・個人それぞれに様々な対応が求められるなか、当社でも感染リスクを回避するための取り組みを行いました。同時に積極的な「働き方・労働環境改善」にも取り組み、時間シフト勤務、テレワーク、オンラインミーティングの活用、クラウド化された社内環境などを整え、「事業継続と社員の安全」を確保してきました。混乱の中での最善を模索しながら行ってきたこの取り組みは、業界の働き方としてスタンダードになっていくものと考えております。

お客様とのお付き合いの継続に関しましては、QCDに影響を与えないよう懸命に取り組む姿勢、万が一影響が出ても、その分を最大限カバーしようとする強い意思、そしてそれらを可能にする社員一人ひとりの技術力や対応力、マネジメント能力などを評価していただいております。
これが途切れないお付き合いに繋がっていると考えています。

また、社員のスキル（市場価値）は、お客様とのお付き合いの土台と一つとなります。
「採用」から「研修（4ヶ月）」、「OJT」を専任の担当者によってフォローし、また社員の市場価値の向上を目的としてUNIT会・エンジニアの会・プログラミング強化会を毎月実施。社員のスキルアップを様々な角度から支援する取り組みを実施しています。
更に社員専用Webシステムで社員間での情報共有を密にし、同時にプロジェクトの進行も可視化することで、それぞれが問題の共有、解決策の模索、技術やノウハウの伝達をしやすくするなど、問題の発見・改善など成長がしやすい環境があります。
それとともに、定期的に社員一人ひとりとの1対1での面談を実施、今の自分（現状）、この先の自分（希望）、将来の自分（将来）を考える。
その希望に沿った能力が育めるよう、機会（チャンス）と業務内容、ポジションの割り振りを考え、また勉強会の参加や資料本の購入支援を行うなど、等しく成長の機会を設けています。
社員の雇用が継続できるよう、安定的な経営はもちろんのこと、社員の待遇面や働きやすい環境づくりも随時改善しています。同時に定期的な新規雇用を行うことで社内流動性を高め、成長の機会づくりに繋げています。
企業の市場価値を高める為にこれからも様々な取り組みに力を入れます。